ステップファミリーとはゴールのない長時間耐久レースなのか

先日、妻が子供を連れて実家に帰りました。こちらも二晩頭を冷やして考えることが沢山ありました。

前妻の時は毎日が言い争いだったので覚悟は出来ていましたが、今回は同じことのないように気を付けていたつもりだったので少々堪えました。。。

三つ巴のような関係の生活

最近の家庭内の空気といえばそれこそ三つ巴、もしくは2:1のような関係でした。

みんながてんでバラバラ、もしくは私だけ違う方向を向いているような。

めちゃくちゃなマナーの子供を叱ると妻が悲しむ。

しかし一向に改善されないと目に余るので言いたくなくても言ってしまう。

正直、妻に対しての不満というのはゼロに等しいんです。

何かと言い争いになるのは子供の事。

私が理解してあげられれば事は済むかもしれません。

しかし、もう中学2年生なのに相変わらず「おはよう」「ごめんね」「ありがとう」等、私の中では当たり前だと思っている言葉が未だに自然に出ない。

「おはよう」とこちらが言わなければ何も言わずにテーブルに座り食事をはじめる。

何かをしてあげても「ありがとう」の一言が発せない。

お礼なんて促すものじゃないと思うけど「ありがとう」は?と

妻が促すまで言わない。

先日も理解に苦しんだことがあって、子供が食事中にコップを倒して水をバラまいたにもかかわらず悪びれる様子もなく妻が何も言わず一生懸命片付けている。

それが相手にとっては普通なのかもしれませんが私には正直考えられない光景でした。

どうしても耐え切れずに強い口調で「ごめんなさいの一言くらい言いなさい!ママも自分で片付けるように言いなさい!」(←ソフトに変換しています)と怒ってしまいました。

そうするとせっかくの夕食も空気が悪くなっちゃいますよね。。。

だけど、子供からしたらそれが当たり前で生きてきたなら何が悪いかすら分からない。

私もひたすら妥協というか、仕方ないって思いながら生活しているけど、正直しんどいですよね。

10年以上それで生活してきた人間にどうやって教えていけばいいのか。。。

まぁ、私もそれが当たり前!と思えれば一番いいかもしれませんが(笑)

だんだんと自分が居ることで二人に辛い思いをさせている気がしてきています。。。

現状の生活のゴールはどこなのか

実際こんな状況で生活していても何も向上していかないんですよね。

どこかではっきりと三人とも同じ方向を向けるようにならなければとは思っているんですが。

ただ、そうなったとしても最終的にどうなれば正解なのか。

それはその時が来てみないと分からない部分はあるけれど、子供が巣立って妻と二人になった時に心から

「幸せだったね」と言えるのか。私には別々に暮らす実の娘がいて、きっといずれは嫁に行ってしまうでしょう。

妻の子供も同じ。

私たちはお互いに子供はもう作らないでいいね、という話で一緒になりましたが、そういう事を考えると

やっぱり自分の子供は欲しくなってきます。妻の考えは変わっていませんが。

はじめは確かにそれでもよかったのですが、やっぱり実子と妻の子との違いや、将来的に跡取りのいない不安も

出てきます。

最終的に何が残るんだろう?と考えた時にどこがゴールなのか悩んでいます。

きっと、最後は妻といられて幸せだったと思えるとは今は思うのです。

ただ最後に何も残せなかった人生に悔いなく終われるのか。

今のままでは娘たちも嫁に入れば先祖代々の墓も私たちで最後になるでしょう。

そうなった時にはおそらく天国(地獄の方が可能性高いか)にいるから気にしなくていいか(笑)

それでも、この長時間耐久レースのような人生の終着駅はそれでいいのか

もうアラフォーになってきて悩む日々です。

最後に笑って、穏やかに、本音で幸せだったと言える人生にする為に

取り敢えず今を一生懸命に生きて行こう。

生まれ変わるなら生きてるうちに。